本物の真珠ネックレスの見分け方5選 高品質パールを選ぶ方法やおすすめの買い方を徹底解説

本物の真珠ネックレス 見分け方 選び方

真珠ネックレスは、冠婚葬祭等のフォーマルな場面や普段使いもできるアクセサリーです。

本物の天然真珠は独特の輝きと温かみを持ち、身につける人に洗練された雰囲気を加える魅力があります。

また、真珠ネックレスの最大の特徴は、一つ一つが貝の中で作られるため、同じものが二つとないという点です。

しかし、近年偽物の人工的な真珠を高値で販売されることも増えており、本物の見極めが重要になっています。

そこで、本記事では30年以上真珠を取り扱ってきたNonaka Jewelry店主が、

  • 真珠の種類
  • 本物の見分け方
  • 購入時の注意点
  • お手入れ方法

などを詳しく解説します。

本当に価値のある真珠を身につけたいという方は是非参考にしてみてください。

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目次

本物の真珠と偽物を見分けるポイント5選

本物 真珠 見分け方

真珠を選ぶ際、以下の方法を行うことで、本物を見分けることができます。

順番に見ていきましょう。

光沢と色合いを見る

本物の真珠は光の反射が柔らかく、深みのある輝きを持っています。

見る角度によって変わる色合いも、本物の真珠の特徴です。

一方、レプリカやイミテーションの真珠の光沢は均一で、天然真珠を見た後だと人工的な印象を受けるでしょう。

キズやエクボの有無を確認する

表面に傷やへこみが見られるかどうかをチェックしましょう。

真珠の生成過程で自然に生じるこれらの傷やへこみは、「キズ」や「エクボ」と呼ばれており、

本物の天然真珠は生物によって作られるため、ほとんどの場合、その表面に小さなキズやエクボが現れます。

そのため、完全に滑らかで傷のない真珠は、非常に高品質な本物であるか、あるいは偽物である可能性が高いです。

真珠の断面が綺麗か確認する

穴を開けた部分の断面でも真珠が本物か偽物かを見分けられます。

本物の真珠は、断面が滑らかで直線的に整い、美しい穴が開いていますが、偽物の真珠は、断面が凸凹していることが多く、穴の周囲が盛り上がっていることが多々あります。

特にネックレスの場合、穴の開いた部分が確認しやすいため、断面をよく観察して判断することをおすすめします。

ブラックライトを当ててみる

ブラックライトを使うことで、真珠が本物か偽物かを判別する方法があり、真珠が青や緑に蛍光する場合、本物の真珠である可能性が高いです。

一方で、光を当てても白っぽいまま変化が見られないものや、表面で光を反射するだけのものは、人工真珠の可能性があります。

ただし、精巧に作られた偽物で表面に蛍光性塗料を塗っていたり、逆に本物の真珠でも蛍光を発しないことがあるため、ブラックライトのみを頼りに判断するのは難しいです。

鑑定書がついているかを確認する

信頼できる店舗で購入する場合、本物の真珠には鑑定書が付いています。

鑑定書には真珠の種類、サイズ、品質グレードが記載されており、高額な購入時には必ず確認するべき重要なポイントです。

その他にも、

  • 歯に軽く当てて、ザラつきを確認する
  • 真珠同士を擦り合わせる
  • 手に持って重さを確認する

等が本物か確認する方法として挙げられることがありますが、

通販で選ぶ場合はどれも不可能ですし、店舗でも実際に行うことが難しいことがほとんどなので、先程ご紹介した5つの方法を是非実践してみてください。

次に、本物の天然真珠の特徴を種類ごとに解説していきます。

真珠の種類とそれぞれの特徴

真珠は、貝が異物を保護するために分泌する層によって形成され、時間をかけて、美しい輝きと個性を持つ唯一無二の存在となります。

ここからは、流通している主要な真珠の種類とその特徴をご紹介します。

アコヤ真珠

アコヤ真珠

日本で最も広く生産される真珠で、美しい光沢と純白に近い色合いが特徴です。

サイズは小ぶりながらも、上品で繊細な印象を与えます。

フォーマルなシーンに最適で、初めて真珠を購入する方にもおすすめの種類です。

白蝶真珠

白蝶真珠南半球で採れる大型の真珠です。

シルバーやゴールドのような色合いで、大きく光沢があるためイベント等で活躍します。

白蝶真珠を使ったネックレスやピアス等はラグジュアリーなアクセサリーとして人気です。

黒蝶真珠

黒蝶真珠

タヒチ産の真珠で、黒やグレーを基調としながら、青や緑の虹色の輝きも持っています。

独特の色合いと神秘的な雰囲気があり、個性的なファッションアイテムとして高く評価されています。

淡水パール

主に中国で生産される比較的手頃な価格の真珠で、形や色が多様です。

カジュアルなスタイルやデイリーユースにぴったりで、若年層にも支持されています。

このようにそれぞれの真珠には異なる魅力があり、用途や好みに合わせて選ぶことができます。

真珠の希少性が高まっている理由

真珠の希少性は年々高くなっています。

その理由として、以下のようなものが挙げられます。

  • 環境の変化:真珠は非常に繊細な生き物である貝から生まれますが、気候変動や水質汚染が貝の生育環境に悪影響を及ぼしています。これにより、高品質の真珠を生産することが難しくなっています。

  • 需要の増加:真珠は国際的にも人気があり、特にアジアや中東の新興市場での需要が急増しています。この需要の高まりが、希少性をさらに加速させています。

  • 養殖技術の限界:養殖技術が進化しているものの、品質を保証するためには時間とコストがかかるため、生産量を一気に増やすことが難しい現状があります。

このような背景を知ることで、真珠の価値をより深く理解することができます。

真珠を購入する際には、こうした希少性にも目を向けることで、その一つ一つが持つ特別な意味を感じることができるでしょう。

真珠ネックレスを購入する際の注意点

本物の真珠は高価なので、購入後に後悔したくないですよね。

真珠ネックレスを選ぶ際、失敗しないためのポイントを以下にまとめました。

信頼できる販売店を選ぶ

真珠ネックレスを購入する際には、専門店や口コミで評価が高いオンラインショップを選ぶのがおすすめです。

また、購入前にアフターサービスや保証の確認、真珠に関する質問もしておくと安心です。

信頼できる店舗では、スタッフが真珠に関する専門知識をふまえ説明を受けられますし、購入後のアフターサービスや保証も充実しています。

このような店舗を選ぶことで、安心して購入を楽しむことができるでしょう。

品質が担保されているか確認する

購入する際には、品質を証明する鑑定書や保証書が添付されているかを必ず確認しましょう。

このような書類には、真珠の種類やサイズ、品質評価が明記されており、商品の信頼性の裏付けになります。

逆に鑑定書がないのに、高価な真珠を提供している店舗は警戒した方が良さそうです。

複数のお店で価格や品質を見比べる

真珠の価格は、種類、サイズ、品質によって大きく異なるので、購入前に市場価格の相場を調査することが重要です。

淡水パールは比較的手頃な価格で購入できますが、アコヤ真珠や白蝶真珠、黒蝶真珠などの高級品は高額になることがあります。

また、特定のブランドやデザインによっても価格が変わるため、信頼できる店舗で複数の商品を比較するのがおすすめです。

真珠ネックレスのケアとメンテナンス方法

真珠 ネックレス ケア メンテナンス

真珠ネックレスを長く美しい状態で保つためには、日々のお手入れが重要です。

購入後は以下の点に気をつけることで、長く真珠の輝きを楽しめます。

日常的なケア方法

真珠ネックレスを着用した後は、柔らかい布で丁表面を拭き取り、汗や皮脂を取り除きましょう。

この手入れをすることで、真珠特有の美しい光沢を長く保つことができます。

その際に水洗いしてしまうと劣化の原因になるので、NGです。

また、真珠は化粧品や香水に含まれる成分に弱いため、直接触れないよう注意しましょう。

特に使用前に化粧品や香水をつけた場合は、完全に乾いてからネックレスを身につけるようにしてください。

真珠ネックレスを保管するコツ

高温多湿を避ける

真珠は紫外線や熱、光に弱いため、日当たりの良い場所は避け、ケースに入れて保管しましょう。

湿度の高い場所や極端に乾燥した場所も真珠の光沢を損なう可能性があるため、適切な湿度環境を保つことが大切で、湿度調整機能のあるジュエリーボックスや桐箱を使用するのが理想的です。

他のアクセサリーと分けて保管する

真珠は柔らかく傷つきやすいため、他の硬いジュエリーと接触しないよう、小分けにして保管しましょう。専用のジュエリーケースを使うことで、傷や摩耗を防ぎ、安心して長期間保管できます。

防虫剤のある場所で保管しない

防虫剤の化学成分は真珠を劣化させる可能性があります。

特に樟脳が含まれる防虫剤は真珠と相性が悪いため、防虫剤と真珠を別々の場所に保管するようにしてください。

緩衝材の選び方

保管中に真珠が傷つくのを防ぐために緩衝材を使用する場合、脱脂綿の使用は避けましょう。

脱脂綿の漂白成分が真珠を変色させる恐れがあるため、柔らかい布や専用の緩衝材を使うことが安全です。

保管に適切な環境を整える

真珠の美しさを長く保つために、涼しく乾燥した場所で保管し、定期的にケースを開けて風通しを良くすることも重要です。

これにより、湿気やカビの発生を防げます。

以上のポイントを守ることで、真珠ネックレスを美しい状態で長く愛用することができます。

定期的に行いたいメンテナンス

真珠ネックレスを長く使うためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。

真珠同士を繋ぐ糸替えは、真珠の重みによる糸の劣化や伸びを防ぐために重要で、3〜5年に1回程度行うのが理想的です。

また、専門店でクリーニングすることで、真珠表面の汚れやくすみを取り除き、本来の美しい光沢を取り戻すのに効果的です。

さらに、頻繁に使用するネックレスであれば、金具部分の点検や修理も必要になる場合があります。

どれも専門店で対応してもらえることなので、3年に1回程度糸替えとクリーニング、金具の点検を行うといいでしょう。

定期的なメンテナンスを行うことで、真珠の寿命が延び、長く新品のような状態を保つことができます。

本物の真珠を見極めて、一生モノのネックレスを手に入れよう

本記事では、

  • 本物の真珠の見分け方
  • 代表的な真珠の種類
  • 購入時に失敗しないためのポイント
  • 購入後の取扱い方

を解説してきました。

真珠は高価な場合も多いので、鑑定書付きのものを信頼できる店舗で選ぶことが大切になります。

本記事がこれから一生モノの真珠ネックレスを選ぶあなたの手助けになれば幸いです。

また、本記事を執筆したNonaka Jewelryでは、天然の真珠のみを取り扱っております。

以下のページから真珠ネックレスをゆっくりご覧ください。

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